気付く

もともと私の住むマンションの西隣に新築マンションが建つことは承知していました。

 

部屋の南側にはベランダがあり、4階建て二世帯住宅があったので、5階に住む私の部屋のベランダからは広々とした眺望がありました。

 

異変に気付いたのは、2016年冬、

すごく家の近所の住所で住宅の売り出しチラシが入りました。4階建ての2世帯住宅、五千万だったか、一億五千万だったか、どこだろうと、見たことあるな、この家構え、と、少し眺めて捨てました。

 

それから、数ヶ月ご、目の前の4階建ての住宅の取り壊しが始まりました。

 

勘のいい私は、ベランダ越しに作業中のお兄さんに聞きました。

 

わたし『もしかして取り壊しですか?』

お兄さん『そうですよ。』

わたし『もしかして隣と同じマンションになっちゃう?』

お兄さん『そこまでは知りません。』

 

そうだよね、あぁ、売りにでてたの南側のお家だったのか、そしたら、隣のマンション建てようとしてるんだから買うよな、でも、まさかな、とマンションが我が家のベランダの向こうに建つかもしれないという不安を抱いたのでした。